手荒れ・ひび割れ対策の決定版!1月のハンドケア習慣

いそべ医院
冬の寒さが本格化する1月は、一年の中でも特に手荒れ・ひび割れが起こりやすい時期です。
「ハンドクリームを塗っているのに改善しない」「指先が割れて家事や仕事がつらい」「毎年この時期になると同じ悩みを繰り返している」——そんな声も少なくありません。
1月の手荒れは、単なる乾燥だけでなく、気温・湿度・生活習慣が重なって起こる“冬特有の皮膚トラブル”。そのため、保湿だけに頼った自己流のケアでは追いつかず、少し視点を変えた対策が必要になります。
この記事では、1月に手荒れ・ひび割れが悪化しやすい理由を整理しながら、忙しい日々でも続けやすいハンドケア習慣をわかりやすく解説します。
なぜ1月は手荒れ・ひび割れがひどくなるのか?原因を解説

1月は空気の乾燥がピークを迎え、皮膚の水分が奪われやすい状態が続きます。特に手は、顔に比べて皮脂腺が少なく、もともと乾燥に弱い部位です。そのため、湿度の低下の影響を真っ先に受けてしまいます。
さらに、寒い時期は手洗いや水仕事の回数が増えがちです。冷たい水や洗剤、アルコール消毒は、皮膚を守る皮脂膜を落としてしまい、バリア機能を低下させる原因になります。年末年始の家事や片付けが一段落した後も、そのダメージは1月まで持ち越されがちです。
加えて見逃せないのが、冷えによる血行不良です。寒さで指先の血流が悪くなると、皮膚の修復に必要な栄養や酸素が届きにくくなり、ひび割れが治りにくくなってしまいます。
手荒れ対策の基本は「洗い方・保湿・守る」の3つ

手荒れ・ひび割れを防ぐためには、特別なアイテムよりも毎日の基本習慣が重要です。特に次の3点は、1月のハンドケアの土台になります。
洗いすぎないこと
清潔は大切ですが、必要以上に強い洗浄を繰り返すと、手のうるおいまで奪ってしまいます。お湯はぬるめにし、洗浄力の強すぎない石けんを選びましょう。
保湿は回数とタイミングを意識すること
1日1回まとめて塗るよりも、手洗い後や外出前など、乾燥しやすいタイミングでこまめに塗ることが大切です。
外的刺激から手を守ること
冷たい空気や水、洗剤などの刺激を減らすだけでも、手の状態は安定しやすくなります。
1月に実践したい、正しいハンドケア習慣
ハンドクリームは、ただ手のひらに伸ばすだけでは十分とはいえません。指の付け根や指先、爪の周りまで丁寧に塗り込むことで、乾燥しやすい部分をしっかりカバーできます。指先を軽くマッサージするように塗ると、血行促進にもなり、冷え対策としても効果的です。
1日の中でも特におすすめなのが、就寝前のナイトハンドケアです。寝る前にやや多めのハンドクリームを塗り、綿素材の手袋を着けて眠ることで、睡眠中の乾燥を防ぎ、翌朝の手触りが変わってきます。
「時間がない日でも、寝る前の数分だけはケアする」と決めておくと、習慣化しやすくなります。
また、水仕事や外出時の工夫も欠かせません。
- 食器洗いや掃除の際は、ゴム手袋を着用する
- 外出時は手袋で冷気と乾燥から守る
- 作業前後に必ず保湿を挟む
こうした小さな積み重ねが、ひび割れ予防につながります。
ひび割れ・あかぎれができてしまった場合の注意点

すでに皮膚が割れていたり、出血や強い痛みがある場合は、刺激をできるだけ避けることが大切です。
- アルコール消毒でしみるときは使用を控える
- 保護クリームで刺激から守り、手には基本的に絆創膏は貼らない
- 無理に角質を削らない
ひび割れやあかぎれ部分を守る目的で絆創膏を貼り続ける方も多いですが、濡れたままの絆創膏を貼りっぱなしにすると、かえって症状が悪化するケースも少なくありません。
そのため、手のひび割れ・あかぎれに対しては絆創膏は使用せず、水仕事が必要な場合は綿手袋を着けた上からゴム手袋を重ねて使用する方法がおすすめです。
直接水や洗剤に触れない工夫をすることで、患部への刺激を減らし、回復を妨げにくくなります。
また症状が長引いたり、赤みや腫れが強い場合は、自己判断せず医療機関(皮膚科)に相談することも検討してください。
内側から整える生活習慣も手荒れ予防の一部

手荒れ対策は外側のケアだけで完結するものではありません。体が冷えていたり、水分や栄養が不足していると、皮膚の回復力も低下してしまいます。
冬は喉の渇きを感じにくいため、水分摂取量が減りがちですが、体内の水分不足はそのまま肌の乾燥につながります。こまめな水分補給を意識しましょう。また、タンパク質やビタミン類は皮膚の材料となる重要な栄養素です。食事を整えることも、ハンドケアの一部と考えると続けやすくなります。
まとめ|1月の手荒れは“少しの意識”で変えられる
1月の手荒れ・ひび割れは、乾燥や寒さといった季節要因に加え、日常の何気ない習慣が重なって起こります。
洗い方を見直し、こまめな保湿を心がけ、刺激から手を守る。さらに、夜の集中ケアと体の内側からのケアを取り入れることで、手の状態は少しずつ整っていきます。
「毎年この時期は仕方がない」と諦めず、1月だからこそ意識したいハンドケア習慣で、冬でも快適に過ごせる健やかな手を目指しましょう。







